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デンタルフロス・歯間ブラシを使おう
歯を失う二大原因は「歯周病」と「むし歯」。その原因となるのは「歯垢(プラーク)」と呼ばれる細菌の塊です。歯周病やむし歯予防で欠かせないセルフケアは毎日の歯みがきで歯垢をしっかり除去することですが、実は、歯ブラシのブラッシングだけでは歯と歯の間の歯垢を落としきることができないのです。
歯垢除去の基本はブラッシング
毎日、歯ブラシで正しくみがいていても、歯と歯の間には歯ブラシの毛先が届きにくいので、歯垢が残っています。毎日の歯みがきで歯垢除去率をアップするためには、歯ブラシにプラスしてデンタルフロスや歯間ブラシ等の歯間清掃用具を併用しましょう。
◍ デンタルフロス…歯と歯のすき間が狭い部分の歯垢除去に適している。
◍ 歯間ブラシ…歯と歯のすき間が広い部分の歯垢除去に適している。歯のすき間より少し小さめのサイズを選ぶようにする。
※初めて使う場合は、歯科医院で相談するのがおすすめ。とくに歯間ブラシはサイズ選びが大切です。
デンタルフロスの使い方
① のこぎりのように前後に動かしながら、歯と歯の間に入れていきます。
② 手前の歯の歯肉の中に糸が隠れるくらい入れます。
③ 手前の歯面に沿わせて、接触点まで掻き出します。
④ 奥側の歯についても同様に行います。
⑤ のこぎりのように前後に動かしながら糸を外します。
歯間ブラシの使い方
まず歯の表側から歯と歯の間にやさしく入れて、数回往復運動をします。このとき、少し角度を変えながら動かすと清掃効果が高まります。続いて、歯の裏側からも同様に行います。
出典:厚生労働省 e-ヘルスネット