KNOWLEDGE
規則正しい生活で春の疲れすぎを防ぎましょう
気温が大きく変化したり、職場や学校が変わったり、引っ越しがあったりなど、
春は気候や環境の変化が大きい季節です。気がつかないうちに心や体の疲れ
がたまり「春バテ」といわれるような、心身の不調をきたすことも。
毎日の生活のなかで次のようなことを心がけて疲れすぎを防ぎましょう。
「疲れすぎ」を防ぐ心がけ
規則正しく、バランスのよい食事
栄養バランスのとれた食事を1日3 食、なるべく決まった時間にとりましょう。あわただしくなりがちな朝食も、しっかりよく噛んで食べるのがコツ。
帰宅が遅くなるときは、夕方におにぎりなどの主食を食べ、帰宅後におかずの主菜・副菜を軽めに食べる、分食がおすすめです。
質のよい睡眠
夜、気持ちよく眠るためには、朝は決まった時間に起き、起きたらすぐにカーテンを開けて、日光を浴びましょう。就寝2~3 時間前の入浴で体を温めると、スムーズな入眠に効果があるといわれています。
適度な運動
体を動かすことは肥満を予防するだけでなく、ストレス解消にもなり、質のよい睡眠をとるためにも必要です。テレビを見ながらの「ながら運動」や、ウオーキングなど、無理なく自分のペースでできる運動や好きなスポーツを楽しみましょう。
ストレス対策
ストレスを発散できる趣味や生きがい、気晴らし方法などをたくさんもっておきましょう。信頼できる人や専門家に相談することも大切です。次の相談窓口もご活用ください。
相談窓口
働く人の「こころの耳」(厚生労働省)
電話相談 SNS相談 メール相談
https://kokoro.mhlw.go.jp/agency/
健 康 的 な ス ト レ ス 解 消 法 を !
やけ酒ややけ食いは、自分の健康を害してしまうため、ストレス解消としてよい方法ではありません。また、つらい気持ちから逃れるために若い人の間で広まり社会問題となっているオーバードーズ(薬の過剰摂取)は、内臓に障害を起こしたり、依存性があるなど、とても危険です。絶対にやめましょう。ストレス対策は健康的な方法を選びましょう。