
NOTICE
第3期データヘルス計画
「データヘルス計画」とは?

健診・レセプトデータを活用して、PDCAサイクルに沿った効果的かつ効率的な保健事業の実施を図るための計画です。データに基づき、これまでの取り組みを客観的に振り返り、評価し、次の改善につなげます。PDCAサイクルは全体(6年)、半期(3年)のほか、単年度でもまわしていきます。
令和6年度(2024年度)からの6年間、第3期データヘルス計画が始まります。
データヘルス計画の中核をなす特定健診・特定保健指導にアウトカム評価が導入されたほか、第2期までは顕在化していなかった課題に対処するための新たな保健事業の設計が求められています。
人生100年時代にふさわしい予防・健康づくりの推進のため、当健保組合はデータを活用し、効果的・効率的な保健事業を模索してまいります。
第3期データヘルス計画(令和6年度~令和11年度)の目標
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1.特定健診の受診率UP
84.6%➡88.7%
総合健保における特定健診の受診率目標85%を超えることを目指します。 -
2.特定保健指導の実施率UP
14.0%➡31.0%
総合健保における特定保健指導の実施率目標30%を超えることを目指します。生活習慣病を減らす手段として事業所の皆様とその必要性を共有し、対象者減少のため取り組んでいきます。 -
3.生活習慣病重症化予防事業の通知者受診率UP
57.2%➡100%
令和4年度より全健診機関の受診者を対象として、専門業者から受診勧奨を実施しています。第3期では対象者のデータ整備、行動変容等を調査していきます。 -
4.人間ドックの受診率UP
81.0%➡86.0%
がん検診項目ごとの受診率管理、精密検査率が管理できるよう努めていきます。 -
5.婦人科検診の受診率UP
乳房:46.5%➡60.0%
子宮:39.5%➡60.0%
がん検診項目(胃・肺・大腸・乳・子宮頚がん)為、項目ごとの受診率管理も行い、精密検査の受診率も管理できるよう努めていきます。 -
6.歯科健診の利用者UP
400人➡500人
歯科皆健診を視野に、令和4年度より開始した歯科健診事業のデータ整備を行い、動向に注視していきます。 -
7.健康経営支援
➡健康経営フォーラム開催、コラボヘルス締結事業所90%
事業所の健康経営の一翼を当健保組合が担えるよう、様々な情報提供を検討していくとともに、事業所同士の情報交換の場を当健保組合が橋渡しできるよう努めます。 -
8.ホームページ
➡グレードアップ、タイムリーな更新、わかりやすい広報
スライドの活用や掲載方法等、健保組合の〝顔〟としてグレードアップを予定しています。 -
9.けんぽだよりWebの発行及び事業主・担当者向けLienの発行
記事内容・トピックス等を工夫・検討します。
事業主・担当者向けLien発行(4月・10月)で、担当者への周知も図ります(他紙媒体でお知らせしたいものを併せて送付する等、Lien単体だけでなく考えていきます)。 -
10.健康イベント開催
・ウォーキングチャレンジ開催
・健康クイズチャレンジ開催
・セミナー貸出動画
・各種健康セミナー開催
健康リテラシーの向上を目標に、Web開催や健康動画貸出等を行います。ウォーキングや健康クイズ等のイベント、求められる健康セミナーを検討し、事業所別に開催されているイベントを健保組合で集約し、事業所担当者の負担軽減も図っていきます。