NOTICE

健保組合の加入資格ってなんだ?

みなさんが持っている保険証は、当健保組合に加入していることを示すものです。
示す相手は、医療機関や薬局です。医療機関等は、保険証で医療費を請求する保険者を確認するため、
みなさんは一部の医療費負担で済んでいます。

みなさんは下記の3種類のいずれかで、当健保組合に加入しています

被保険者

健保組合は、入社する会社によって健康保険が決まる「職域保険」です。入社と同時に被保険者として加入し、退職時に脱退します(任意継続被保険者として加入する場合を除く)。
保険料は、被保険者と事業主で負担します。

任意継続被保険者

会社を退職しても、事業主分の保険料を負担すれば、最大2年間、引き続き当健保組合に加入することができます。
※2022年1月から、申請により任意で脱退できるようになりました。
退職前と同じ付加給付や保健事業を利用できることがメリットです。
被保険者と同様に、被扶養者を申請することができます。

被扶養者

親等、住居、収入などの条件を満たす、主として被保険者に扶養されている家族は、被扶養者として当健保組合に加入することができます。
※年間収入130万円(60歳以上または障害厚生年金を受けられる程度の障害者の場合は180万円)未満で、被保険者の収入の1/2未満など。
日本ではいずれかの健康保険に加入することが必要ですが、保険料負担なく、健康保険に加入できることが最大のメリットです。

加入資格は、保険料の適正使用につながる大切な情報です

健保組合は、収入のほとんどを被保険者と事業主に納めていただく保険料で運営されています。そのため、本来、加入資格のない人が健保組合に入ったままでいると、他の被保険者や事業主の不利益につながってしまいます。
とくに、被扶養者の加入資格は、ライフシーンや働き方によって気づかないうちに喪失していることがあります。加入資格は、被扶養者として申請した被保険者が責任をもって、定期的に確認することが重要です。

オンライン資格確認により、資格過誤は減る見込みですが…

2021年10月、オンライン資格確認が本格導入されました。医療機関や薬局がオンラインで患者の加入資格を確認できる仕組みのため、「資格喪失の手続きをしたが、うっかり返しそびれた保険証を誤って提示してしまった」などのケースは未然に防げるようになりました。
しかし、健保組合へそもそも脱退の手続きがされていない場合は、オンライン資格確認に反映できません。被扶養者の資格を喪失された場合は、すみやかに健保組合まで申請手続きをお願いいたします。
※オンライン資格確認は、2023年3月末までにおおむねすべての医療機関で導入することを目標にしています。

CONTENTS